ミニ・レビュー
見汐麻衣率いるサイケデリック・バンドの2作目。隙間の多い簡素な演奏でつぶやくように歌う静かな曲と、爆音ギターがうねるダイナミックな曲とが混在し、前作に比べて静と動のコントラストが明確になり、より豊かな表現を成し得た。見汐の繊細なヴォーカルから匂い立つ官能美も格別。★
ガイドコメント
独自の世界観を構築するサイケ・バンドの埋火が、『わたしのふね』から約3年を経て発表する2ndアルバム。淡い水彩画のように爽やかな冒頭曲「溺れる魚」をはじめ、艶やかに円熟した官能美を感じさせる楽曲がそろった。